3-B21 身体動作選択的なエフェクト提示のための高速プロジェクタの投影パターンの検討
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3-B21 身体動作選択的なエフェクト提示のための高速プロジェクタの投影パターンの検討
姜 皓翔(東京大学),太田 雅啓(東京大学),吉田 貴寿(慶應義塾大学)
音楽ライブやダンスなどのエンターテイメント分野における照明演出では,特定の身体動作に対して選択的に視覚的エフェクトを出すことが望まれている.既存技術では,高速な動作計測と高速な映像提示の両方が必要とされるが,セットアップの複雑さや演者への身体的負担などの課題がある.本研究では,知覚特性を取り入れた投影光のパターン生成と,人間の身体動作の特性に合わせたエフェクト設計により,センサを用いずに高速プロジェクタのみで狙った場所にだけエフェクトを提示するシステムを提案する.特に,静止時には見えないエフェクトが動いて初めて見えるようなインタラクティブな表現を実現する.デモンストレーションとして,ギターの速弾きに合わせて手の動作に選択的にエフェクトが現れる演出を行った.